≪ポケカエクストラ≫ アローラライチュウエレキレインワンキル

どうも、テンペストです。

普段カードはスタンやらずにエクストラばっかやってます。

アロライワンキルの記事が見当たらなかったので備忘録も兼ねて纏めました。

リストだけでも見ていってください。全文無料です。

 

現代人にやさしい初手リスト

デッキコード[xc4D4G-RyQeM4-888cDc]

デッキ内容

初ターンにアンノーンデデンネクロバットイキリンコを駆使して山を引き切り、次のターンにマルマイン爆発→ライチュウのエレキレインで相手ポケモンの一掃を狙います。ソリティア系のデッキなのでエクストラ特有の練習相手がいない問題も一人まわしで完結するこのデッキには一切関係ないのがこのデッキの一番の魅力です。やっていることは初見殺しもいい所ですが、よほど初期手札で事故らない限り、正しい選択をすれば上記のリストはかなりの確率でワンキルが成功します

カード解説

たまに聞かれるカードの説明をします。知ってる人は読み飛ばしてください。

アローラライチュウ

アローラライチュウ

技エレキレインはアローラライチュウについている雷エネルギーを好きなだけトラッシュし、トラッシュした数ぶん相手のポケモンを選び30ダメージをばらまきます。今回のデッキではカウンター×3、リバーサル×4、ユニット×3なので最大21回選んで630ダメージ(+望遠スコープ)のばらまきが期待できます。

マルマインGX

マルマインGX

特性エネエネボンバーでトラッシュにあるエレルギー5枚までを自分のGX・EXポケモン以外につけます。特性を使えばきぜつしてしまうものの、このデッキでは能動的にエネのカウンター効果を発動できるため相性抜群です。このデッキではマルマインを2回宣言して最大10枚のエネルギーをつけることを目標にしています。

アンノーン

アンノーン

特性おきてがみでベンチにいるアンノーンをトラッシュし(きぜつではない)山札を一枚引きます。たかが一枚ですが、レスキューキャリーや後述のカイリューEXと組み合わせることでとんでもないドロー枚数になります。

よくないことに使われがちなのでそろそろ禁止カードになりそう

カイリューEX

特性ひきあげるでベンチに出した時、トラッシュにあるカイリューEX以外のたねポケモン2枚を手札に加えます。これでアンノーンやバトコンで落としたデデクロなどを回収してドローにつなげます。EXポケモンなので回収ネットで回収でき、1ターンで繰り返し特性を使うことができます。(この前まで魅惑のポフレで出した時も特性使えると勘違いしてました)

高すぎて買えないのはご愛嬌…

ゲンガー&ミミッキュGX

ゲンガー&ミミッキュGX

技ホラーハウスGXは、次の相手のターン相手が手札からカードを出して使えなくなる効果です。進化もグッズ、サポートもエネルギーも全てです。当然ポケモンレンジャーも”出して”使えません。ほぼ無償で1ターンもらえます。

グラジオ

サイドを見て一枚をグラジオと入れ替えます。基本的にサイドに落ちたエネルギーやヒスイのヘビーボールで拾えない進化ポケモンと入れ替えます。イキリンコやデデンネで落とさない限り初ターンと次ターンで二回宣言します。勘違いされがちですが、いれかえたサイドのカードは相手に見せる必要はありません。

カウンターエネルギー リバーサルエネルギー

カウンターエネルギーリバーサルエネルギー

やたら細かいことが書いてありますが、サイドが負けている時ライチュウについているとそれぞれカウンターが2枚、リバーサルが3枚分のエネルギーになることを覚えておいてもらえば基本的に大丈夫です。れんげき、いちげきエネルギーなどと違ってカウンターエネはGX・EXポケモンにも貼れ、リバーサルエネはたねポケモンにも貼れ、どちらも無色1エネとして働くため逃げるエネルギーとしては使えます。

詳しい立ち回り

じゃんけんに勝った場合、基本的には後攻を選択してください

後攻の理由としては3つあります。

  • 一つ目は初手1ターン目はサポ権がなくプレイヤーの展開が限られており、相手に先行を渡した場合、エレキレインで最大ダメージを出さずとも相手の種切れを狙うことができること。また先行相手による妨害が少ないこと。
  • 二つ目はデッキの性質上、こちらの取られていいサイドは1枚までなので後攻から殴るデッキに対してサイド2枚以上カードを取られないようにするため。(特に現環境ではルギアが高体力のポケモンを並べつつベンチにも高火力を出してくるため)
  • 三つ目はグラジオの使用のためで、特にエネのサイド落ちはエレキレインの火力に直結するためなるべく2回宣言したいです。しかし先行で更にデデンネイキリンコでグラジオを2枚とも落としてしまった場合、サイドのエネもポケモンも回収できず火力や必要パーツが足りないことがあります。

どうせホラーハウスで相手の2ターン目は何もできなくなるので後攻を取りましょう。(先行をとってもやることは大差ありません)

1ターン目はまず相手のHP総量の確認です。

相手盤面に対し、エレキレインで落とすためにエネが合計何枚必要かを確認します。(グラジオで回収すべきカード、ぼうえんスコープの必要性が変わるため)

その後はとりあえず山を引き切ることを考えましょう。バトコンは基本的にはエネルギーを落としますが、最序盤にはアンノーンを落としてレスキューキャリーで回収したり、デデクロを落としてレスキュータンカで回収し次のドローにつなげることもあります。ホラハを撃ったゲンミミを逃がすようにエネルギーを1枚は残しておきましょう。一通り引き切って盤面を完成させたらホラーハウスを宣言し、ターンが帰ってくるのを待ちます。

コツを二つ紹介します。

  • ベンチをたくさん必要とするデッキなので、なるべく早くスカイフィールドを張りましょう。パソコン通信がスカイフィールドになることが多いです。
  • デデンネとイキリンコは早めに使いましょう。このデッキに絶対トラッシュに落としてはいけないカードはありませんが、2ターン目でマルマインGXとライチュウを手札にそろえる必要がある都合上、後々に進化ポケモンを落とすとタンカが足りなくなって回収できなくなる場合があります。万が一そのような場合には、一旦ホラハを宣言して、デデンネは次のターンに回すのも手です。

2ターン目はマルマインGXとライチュウを進化させ、マルマインGXの特性を2回宣言後、エレキレインでワンキルを行います。

 

ソリティア特有の自分の好きなことを好きなようにやってる感じがしてとても楽しいです。

苦手デッキ

特性ロック系

特性でデッキを回すため、特性ロックは非常に厳しいです。現環境で初手からロックをかけるデッキの代表格は黒馬とダストミュウでしょうか。黒馬のソーナンスやサイレントラボは輝くムゲンダイナの影響で採用枚数が減っていると聞いていますが、ダストミュウはほぼ無理です。もしエクバなど顔見知りが多い大会で事前にデッキがわかっているならブロアーや対策カードを入れるのも手かもしれません。

ルギアにもサイレントラボが入りますが、スタジアムだけなら、こちらの1ターン目にグラジオパソ通も併せて4割くらいの確率でスカイフィールドを引き込めるので祈りましょう。

ベンチバリア

デッキコンセプト上無理です。

 

逆に上記以外であれば基本的にワンキルを狙うことができます。

 

(ちょっと)改良版リスト

デッキコード[fFVffb-9Etzwm-FkvfkF]

成功確率が多少落ちるものの、幅広いパターンに対応できるようにしたリストです。候補案を全部詰め込んだだけなので、必要だと感じた部分だけいれかえてみてください。変更カードと採用意図は以下。

ルチャブル

ルギアV、レジドラゴV、デデンネなど30n+10のHPに対しエレキレインは非常に非効率です。そのような相手に対し、特性フライングエントリーをかませることでエネルギー2枚分の働きが期待できます。回収ネットを使って使いまわせるのもポイント。効果だけを考えるならやぶれたとびらギラティナの方が優秀ですが、後述のエスケープボードにより逃げエネ1のルチャブルになりました。

ベトベトン

特性かがくのちからで相手のたねポケモンの特性が止まるため、ベンチバリアに怯えなくてよくなります。また相手盤面に高HPしかおらず、ワンキルできなさそうな盤面に対しては、かがくのちからで相手の展開を止めつつリバーサル×4、カウンター×1~2の420~480エレキレインを2ターンに分けて打つ場合も考えられます。たねポケモンの特性を止めるだけならサイレントラボでもいいですが、タンカで回収できることがベトベトンの強みです。逆にベトベトンを出す場合はメタモンを必ず事前に置かなければならないのが難点です

ベンチバリアを出してしたり顔の相手に対しては脳汁が止まらなくなる快感を味わえます。

ダートじてんしゃ

多少必要札のトラッシュを行ってでも山を掘らないといけないため、トレッキングシューズと交代になりました。

あなぬけのひも

正面のVポケモンを後ろにやって望遠スコープやフライングエントリーの効果内にしたり、がまんのかべソーナンスをどかしたりします。エスケープボードが落ちている際の逃げ札にもなります。

フィールドブロアー

ダストダス最終兵器、正直なくてもいいですが、ブロアーとひもがあれば、黒馬とダストミュウに対して先行を取った時の勝つ確率が皆無から有になります。場合によっては真っ先に抜くカードです。たまにラボや雪道もはがします。トリッキーな動きとしては自分のスカイフィールドをはがしてデデクロをトラッシュし次のターン再度スカイフィールドを張って特性を使いなおす場合があります。

エスケープボード

前提としてこのリストで逃げエネが2以上のポケモンカイリューとゲンミミだけです。カイリューは回収ネットで使いまわすため基本的に逃げることはありません。ゲンミミはホラハを撃った時点でユニットエネルギーが1枚ついているはずなので実質必要な残りの逃げエネは1枚です。この場合こちらの逃げエネを増やす妨害を考えるより、毒催眠光線やメリープの特性ふわふわまくらで逃げられなくなることを考慮した方が賢明だと思い、エスケープボードにしています。かるいしと違い、ゲンミミに貼った場合逃げるためにエネルギーを1枚トラッシュできることもグッドポイントです。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

もう今年度のエクバの日は終わってしまいますが、このデッキは性質上、環境の火力のインフレで消えるデッキではないと思うので気に入った方はぜひエクのジムバ、トレリや来年度以降のエクバや使ってみてください。サクッと1勝はもちろん、優勝もかなり可能なデッキです。

ご質問等あればTwitter(@tenpe_onlylie_)までお願いします。

 

 

 

 

ーサムネ用ー

【ポケモンGO】アローラライチュウのおすすめ技と色違い情報 - Boom App Games